2010年1月アーカイブ

面白い記事を見つけた。というよりも、本質を突いた記事だ。

音楽産業とマスメディアの次にインターネットが破壊するのは金融業界だ-ついに
(2010年1月15日 TechCrunch Japan)

インターネットのいちばんすごいところは、いろんな業界を破壊したことだ。ファイル共有(Napsterなど)とiTunesは音楽産業の姿を完全に変えてしまった。ブログなどオンラインのコンテンツは古いメディアを殺した。そしてオープンソースとsoftware-as-a-service(SaaS) は、高価な、社内据え付け型の、企業用ソフトウェア製品をたたきのめした。

インターネットが破壊してきた業界は、メディア業界、音楽業界、企業用ソフト業界。
そして、次なる牙城が金融業界。

そんな風に考えると、ネットベンチャーやシリコンバレーは面白いし、活気がある。

メディア・パブ: 新興新聞社Politico,創刊3年目で早くも黒字達成へ

 またこのフリーのタブロイド紙は,発行日の早朝にワシントンDCに構える政治関連オフィスに投函される。この結果,たとえば議員秘書にとっては,議員との朝の打ち合わせで,話のネタとしてPolitico紙が欠かせなくなってきたという。議会やロビー活動などの政治関連ニュースをカバーしたタブロイド紙の内容が,ワシントンで政治に携わる人たち(キーパーソンも含めて)にとって,共通の情報源となってきたのだ。

 こうなると政治がらみの仕事と関わっていてワシントン以外に住む人も,Politico紙を読む必要がでてくる。そこで,ワシントンDCなどでは無料で入手できる Politico紙を有料で販売したのである。購読料は国内読者が年間200ドルで,海外読者は年間600ドルとなっている。議会の開催中は毎週3回(火,水,木曜日)発行し,それ以外は火曜日の週1回だけ。

初めの狭い部分では無料、それを少しずつ広げていき自然と欠かせないものにする、そして外野には有料で提供。アメリカはそんなビジネスが上手いな。物はおんなじでも、ローカル提供する時とグローバル提供する時とで、価格や商品性格を変えてくる。

野球中継でも、ホームチームの地元方面へのテレビ中継は、しないんだって。(嘘かほんとか)。テレビ中継すると、スタジアムに足を運ぶ人が少なくなるのが理由らしい。

まは情報源って、厄介で面白い。定常的に届けられるようになると、その業界の人たちには必須の情報っとなってしまうところが。

作ったばかりのコミュニティーサイトへどうやって、トラフィックを流し込むか?

非常に難しく、永遠の課題である。

初期トラフィックを何らかの方法で入れて、それが増幅され以後のトラフィック流入につながれば良いのだが、そうならないことが殆ど。その何らかの方法をやめると、とたんにサイトへのトラフィック流入が激減する。何らかの方法って、手っ取り早いのがお金でトラフィックを買う。代表的なのが広告を打つこと。

初期トラフィックを得る代表的な方法は、既存サイトにそのコミュニティーサイトへのリンクを張ること。自分または自己のグループに既存サイトを持っていれば、ほぼ無料でリンクを張ることができる。それ以外に手っ取り早いのが、検索エンジンへキーワード広告を出稿すること。広告打つと、最低でも1トラフック7円のコストがかかるので、費用対効果があったもんじゃない。初期トラフィックのすぐ次のステージではあるが、コミュニティーサイトに貢献してくれた人にポイントなどのインセンティブで釣る方法もある。

何かおかしくないかい?

そもそもコミュニティーサイトの目的がトラフック流入であるので、その目的のために初期トラフィックが必要ということ自体、自己循環に陥っている。

だから、初期トラフィックという考え方とは距離を置いて考えることにした。

コミュニティーサイトの掲示板に書くという状況を作り出したいんだよね。10年前なら比較的簡単だったろうけど、今の世の中そんなに甘くはない。そのために少なくともテーマは絞る必要がある。そのテーマに関して書きたくて書きたくて飢えている状態を人工的に作り出したいのだが、、、、、。マスに対してこんな状況にするのは不可能だし、その必要はない。数人で良いので、そんな人を見つけて、「はい。http://abctravel.jp/ をどうぞ」と言うか、もしくは、ある人の状況を書けない飢餓状態に持っていく。 この部分がまだ実験計画で欠けているところ。

ちなみに、年末にいくつかの私のブログから http://abctravel.jp へのリンクを張ったので、GoogleやYahoo!から、「ABCトラベル」で検索結果にはリストされるようになりました。

ライフスタイル・クリップサイト【Alike.jp】(アライク)について

ライフスタイル・クリップサイト Alike.jp は、ユーザーの皆さんがおすすめする レストラン や気になる レストラン をクリップ(ブックマーク)したり、自分のライフスタイルに合ったお店を検索できるサイトです。 お店のクリップや クチコミ (口コミ)を通じて人(ひと)と人が繋がって、 クチコミ をたくさん書けば自分と近い(Alikeな)人の クチコミ がたくさん集まってくる、新しい クチコミ 情報サービス! また、プロフィールやクリップから分析したあなたのライフスタイルをもとに、他のどのサイトよりも、あなたにピッタリのお店や クチコミ を見つけられます! クリップや クチコミ ができるお店は、 レストラン ・ グルメ ・ ランチ の他、 バー 、 ホテル 、 美容室 、 エステ 、 ネイル 、 マッサージ など。あなたのライフスタイルを幅広くカバーします!

レストランのレビューサイトを、ID管理を公開型SNS機能で行っている。第一印象は、非常に自然な感じのレビューサイトになっている。イニシャルのコンテンツは、社長が700件ほど書いていた。自己の得意分野のコンテンツから入るのは、鉄則だね。

SNS機能があるので、ユーザがユーザを連れてくる効果を期待できる。

Alike.jpがメジャーになる可能性は十分にある。ぐるなびを超える存在になれるかが、今後の見どころ。

4年前の講演は印象的だった!
"G/localization: When Global Information and Local Interaction Collide"
Etech2006
このブログでの参考記事→グローカルな名前の由来

コミュニティーサイトの流行る条件。それを見つけるのは難しい。流行っているコミュニティーサイトの分析はできても、それを一般化するには、一般化が正しいかを確かめるには、やってみるしかない。

流行っているコミュニティーを分析する人、そして分析したレポートは結構見かける。だかそこで指摘されている要因を持っていても失敗しているコミュニティーが結構ある。仮説には違いないが、検証されていない。まあ、再現性のある仮説だったら、公表する前に、自分でコミュニティー作ってしまうわなぁ。

その一般化を試すときがやってきた。こういうことは、正月に始めるのが良い。
コミュニティーを1から作ってみる実験を始めます。
掲示板サイトがコミュニティーの走りなので、掲示板サイトで実験開始します。

ナビゲータ小林がプロデュースする旅行クチコミ掲示板「ABCトラベル」

うまくいくか、鳴かず飛ばずに終わるか、乞うご期待。