2009年5月アーカイブ

江島さん一旦店じまいされるんですね。
先を見る目のある技術者&経営者なんですけど、、、引き際がスマート。

LingrとRejawサービス終了のお知らせ(2009/05/01 江島健太郎)

今回は残念なお知らせがあります。

5月末をもって、LingrとRejawの両サービスをシャットダウンすることになりました。いずれのサービスも、すでに新規サインアップは受付停止済み、5月15日までユーザデータのダウンロード依頼を受け付け、5月16日からは新規発言ができなくなり、5月末の完全停止までの間にデータをダウンロードしていただく段取りになります。

今まで支えてくださったユーザの皆さんには、このような結末になってしまい本当に申し訳なく思っています。シャットダウンという最終決定を下すまでには多少の猶予をいただき、営業譲渡などでサービスを存続させる方法も模索していたのですが、受け入れ先を見つけることができませんでした。

2005年の夏にインフォテリアの100%子会社として操業を開始した米国法人のインフォテリアUSAですが、こちらもサービスの終了を見届けた後、6月中に解散・撤収することとなりました。


アメリカのテックニュースでtwitter関連の記事を見ない日はないくらい、twitterがもてはやされている。

それはさておき、140文字制限があると入力するURLも短くしないといけないことを再認識。

URL短縮戦争:TwitterがTinyURLを捨て、bit.lyを採用
(2009 年 5 月 7 日 TechCrunch Japan)

Twitterでリンクを共有しようとする場合、URLをすべて入力しなければならないとするなら、それだけで発言可能文字数のほとんどを使ってしまうことになる。Twitterも早くからこれを認識し、140文字制限にひっかからないように、自動的にURLを短くするようになった。

長いURLを表示する代わりに、短いURLを発生しその短いURLにアクセスしたら、リダイレクトでもともとの(長い)URLにアクセス誘導するのが短縮URLだ。私がよく見るようになったのは、ダイレクト電子メールでのセールスレター内でだ。セールスレターは、だいたいの場合アフィリエイト販売しているので、誘導先のURLにトラッキングコードが含まれてしまう。URLが長いと、メーラーが勝手に改行してしまい、クリックしてもアクセスできなかったり、読む人にはトラッキングコードだとすぐわかるので胡散臭くてクリックをためらったりする。それを防止するために、セールスレターでは短縮URLがよく使われる。私の偏見も入るが、情報商材のセールスレターに短縮URLはよく使われる。短縮URLは、人間にとっては無意味なコードに見えるので、私なんか短縮URL見ただけで、警戒反応をしてしまう。

ところが、twitterで短縮URLが必需品とわかってしまうと、短縮URLの健全なビジネスも十分ありうると、思ってしまった。ケータイ関連でも短縮URLが必需品であることは容易に想像できる。日本のベンチャーで短縮URLサービスしているところは、そこそこあるはず。大手はどうなんだろう?ビジネスチャンスだね。

日本の新聞でも、米Amazonの電子ブックKindle大型版の発売記事が出ているので、普通の日本の人でも米Amazonが電子ブック端末を売っていることを認識し始めたと思う。

アメリカでは1年ほど前から、Amazonの電子ブックKindleが流行っている。大きさはハードカバー本くらい。しかし、既に結構な割合で電子ブックKindle向けの電子書籍が売れていたとは驚きである。Amazonの書籍売上のなかで、冊数で35%、金額で26%が電子書籍を占めているのだ。

Kindle版書籍の売上げ数は印刷版書籍の35%に達している
(2009 年 5 月 7 日 TechCrunch Japan)

教科書ないし新聞を読むのに利用する大型Kindle発表会で、AmazonのJeff Bezosが語った最も驚くべきことは、以下の統計情報に関するものだった。すなわちKindle用の出ている本に関して言えば、Kindle版の売上げは既に普通に印刷された書籍形式のものの35%に達しているとのこと。

日本でも10~20年前に、電子書籍を読むための電子ブック端末が売られていた。NECやSharpが販売していたと思う。でも、現在は電子ブックなんてない。ケータイ電話とぎゅうぎゅう詰めの通勤電車という環境、そしてソフトカバー本が多い、という日本的環境が電子ブックの普及を阻んだのだろう。

アメリカといえば、本はほとんどハードカバー。そして、ソフトカーバでも結構分厚い。通勤は車が主流。おそらく本を読むときは、落ち着いた場所で座ってゆっくりと読むのがスタイルなんだろ。本は嵩張るので、1冊か2冊くらいしか携帯できない。それに比べて、Kindleはハードカバー本と同じくらいの大きさで、何冊も電子書籍が記憶できる。電車で読む人は少ないので、電子ブックを片手で持つ必要もない。このKindle、流行っても不思議はない。

日本だと、片手で持てて、片手でページめくりできる電子ブックじゃないと流行らないと思う。そういえば、iPhoneも片手で操作できるようにはなっていない。

書籍の著作権をなし崩し的にGoogleが、著作権団体との和解を進めている昨今。書籍スキャン技術では、何年も前から準備を進めていたようだ。
Google、画期的書籍スキャン技術で特許を取得していた(2009 年 5 月 4 日 TechCrunch Japan)
この記事で出ている特許は、米国で2004年9月に申請され2009年3月に成立した。

紙の書籍を効率的に電子化する技術だ。一度電子化されてネット上からアクセス可能になると、いろんな事ができる。でも強者は、電子化という根元を押さえるんですね。
他人が電子化したものを寄せ集めて、効率的に検索し直すメタサーチ系は、ここ10年でほとんどビジネスにならなくなってしまった。個人のマッシュアップとしてはたくさんありますけど、メタサーチ系。

技術的には、日本のコピー機メーカーでも、本を捲りながらコピーを取る技術はあったはず。それはさておき。

電子化の根元を抑えにかかるのは、大したもんだとしか言いようがない。ストリートビューだって、アンテナのようなカメラを立てた専用の撮影車が数カ月かけて、街並みを録画していったんだから。

他の人が追い付くにはどうしたらいいんだろう。